京畿道の静かな田舎町に住む3兄妹と、ク氏と名乗るミステリアスなよそ者の物語。
代り映えのない毎日から抜け出したいと願う4人がそれぞれの方法で“幸福”を探し、出口の見えない人生から解放される過程を笑いと共感を与えながら描く。
・2023年百想芸術大賞に多くの項目で「私の解放日誌」がノミネート
・パク・ヘヨン脚本家が百想芸術大賞脚本賞を受賞
「私の解放日誌」の評価
おすすめ度 | 刺さる人には刺さるドラマ。 私には理解しきれなかった・・ | |
笑える | 解放までの過程の中で、クスっと笑える場面も。 ク氏の全力疾走が一番印象に残ったw | |
感動 | セリフが深く心に響く。 当たり前の日常が特別なものだと気づかせてくれる! | |
キュンキュン度 | ク氏の色気が気になって、彼見たさで視聴続行。 | |
中毒度 | 淡々と日常が描かれているけど、セリフや表情が気になりやめられない魅力がある。 | |
正直、始めは日常を淡々と描く暗い雰囲気に面白さを感じられず。。何度も離脱しかけました。
しかし、離脱しようとするとこのドラマ特有の雰囲気をもう一度味わいたくなり再視聴の繰り返し。
ミジョンの飛ばされた帽子を取るためにク氏が急に全力疾走をする場面があるのですが、そこで更にク氏が気になり寡黙で酒飲みのク氏は、ただ者ではないと確信しました。気付いたら彼のとりこに!!!
私をあがめて・・そんな言葉使ったこともない。
普段中々使わない言葉がセリフにちりばめられていて。
心情を表現するにはストレートな言葉より繊細で意味深?な言葉がよりしっくりくるのか、セリフのチョイスがすごいと感心していました。
言葉の意味を自分なりに考えていて。
気付いたらこのドラマにはまっていました。
普段心のどこかで潜めているネガティブな感情を言語化してくれるから、共感とともに「私だけじゃないんだ」と安心する部分がありました。
このドラマで描かれているのは、特別なものではないですが、誰もが経験したことのある感情に寄り添い、自分の周りにある良いところに目を向けていこうって思わせてくれます。
いつのまにか主人公たちを応援していて、表情が明るくなると嬉しくなりました。
ただ、SNSなどで絶賛している人と比べるとこのドラマに対する私の理解度は低いんだろうな・・と思います。私には高度なドラマでした。
ハマる人にはハマるドラマだと思いますが万人受けするドラマではないかと感じました。
「私の解放日誌」(全16話)の作品紹介、視聴率
韓国語タイトル | 나의 해방일지 |
演出 | キム・ソクヨン「まぶしくてー私たちの輝く時間ー」 |
脚本 | パク・ヘヨン「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん」 |
制作会社 | スタジオフェニックス JTBCスタジオ チョロッペム・メディア |
韓国での放送 | 2022年4月-5月 |
話数 | 16話(1話約60分) |
ジャンル | ヒューマン、ロマンス |
「私の解放日誌」視聴方法
Netflix独占配信
「私の解放日誌」登場人物
【ヨム・チャンヒ役】イ・ミンギ
ヨム家の第2子で長男。
コンビニ運営会社代理。
ダサくて頼りないが憎めない性格。
【ヨム・ミジョン役】キム・ジウォン
ヨム家の末っ子。
カード会社の契約社員。
生まれながらに小心者で後ろ向きな性格。
一度も満足したことのない人生から解放されるために変化を試みる。
【ヨム・ギジョン役】イエル
ヨム家の長女。
調査会社のチーム長。
不満の多い人生をやめて、誰でもいいから愛してみようと決心する。
ギジョン役のイエルさんは「トッケビ」の赤いスーツや老婆の姿で現れる三神ハルメの役が印象的な女優さんです。
今までの役柄とは違い、人間味あふれるイエルを堪能できます。
【ク氏役】ソン・ソック
D.Pのソン・ソックもよかったけど、ク氏役のミステリアスな雰囲気は本当にハマり役だったと思います!
「私の解放日誌」つまらない?何話から面白い?
全話みた感想としては、何話から劇的に面白くなるという驚きの展開はなかったように思います。
セリフが心に響いたとき、忘れられない人生のバイブルのようなドラマになるのではと感じました。
最後に
このドラマは、見る時期によっても捉え方が変わってくる深いドラマだと感じました。
家族や社会、人間関係など誰もが味わったことのある感情が描かれていて共感できるものがあると思います。
再視聴でさらに良さがわかるよとのことなので下記↓の感情の時に再視聴したいです。
・今の幸せに気づけない時
・ネガティブな時
・自己肯定感が下がってきている時
コメント